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投稿者: CANPAN運営事務局

【ソトコト】 ロハスの聖地、次の合言葉は、Sでした。 (2007年1月号)(2006年12月18日)

ソトコト(2007年1月号)
ソトコト(2007年1月号)
◆ロハス大予言2007!!◆健康と環境の最新トレンド、教えます。
◆ロハス大予言2007!!◆健康と環境の最新トレンド、教えます。
Going Green is Trendy!
ロハス大予言
2007!!


ロハスの聖地、次の合言葉は、Sでした。
【ソトコト】(2007年1月号)


ナチュラリー・ボールダー・デーにフル参加!
『ソトコト』がいつも重点的に取り上げている街、ボールダー。
アメリカ・コロラド州のこの人口10万の都市は、オルタナティブな存在として、全世界に健康と環境の次なる一歩のための、力強いメッセージを発信し続けています。さて、またもや大きな動きが!
“エス”の謎解きを期待しつつ、会場に乗り込んでみましょうか。



ロハスの広がりで話題騒然。
ボールダー市長も巻き込んで、大変な計画が発表された!


ナチュラリー・ボールダーとは何? とよく聞かれます。それは、本日、ここに集まってくれたみなさんそのものなのです!」
オーッという声とともに会場内が拍手の渦に包まれる。2006年10月20日、コロラド州ボールダー。前年に引き続き、開催された「ナチュラリー・ボールダー・デー」のオープニングスピーチで、事務局長のリニア・シモンズ弁護士が、このオーガニックなネットワークを冒頭のひと言で端的に力強く、表した。
まずはナチュラリー・ボールダーという、きわめてユニークかつ画期的な取り組みが始まった経緯について説明したい。ボールダーで健康食やコスメティックなどのナチュラル&オーガニック産業に携わっている企業はおよそ100社。しかも、その総売り上げは、年間4000億〜4600億円にのぼる。まさに大河の一滴の集合体なのだ。この数字を受けて、ボールダー市や協議会が、ナチュラル&オーガニック関連企業の促進と協調を呼びかけ、官民一体でのムーブメントとなったわけ。
「一番のミッションは、若いロハス的な企業と起業家を育てること、そして、企業と地域をつなげること」(スティーブ・ホフマン氏。コンパス・ナチュラル・マーケティング社)
「ナチュラルフードとナチュラルプロダクトをもり立てていく。これはとても時代を予見した舵取りです」(フランク・ブルーノ氏。ボールダー市のシティ・マネージャー)
「このボールダーを、ITでいうシリコンバレーのポジションのように、ナチュラルプロダクトの世界の中心地にしたい。そういう意味でも、今日はとても興奮している!」(マーク・ラジン氏。ボールダー市市長)
そう。ラジン市長のコメントのようにナチュラリー・ボールダーは、ボールダーリアンの野望を秘めた集いでもある。自然食、ロハスプロダクトの首都――それでなくてもロハス発祥の地なのに、この愛すべき街はその肩書に安住することなく、2007年に向けてさらなる飛躍を画策しているのだ。前向きですね。
さて、気になるナチュラリー・ボールダー・デーの当日について少しレポートを。参加者はボールダーを中心にコロラド州、そしてアメリカ全土からやってきたナチュラル&オーガニック企業のプロフェッショナルが300名。ブランディング、セールス、PR、マーケティング、CSRなど、いずれも第一線で働く人々だ。ファンなイベント、というニュアンスよりも勉強会+戦略会議といったほうが近く、オープニングスピーチの後は会場となった高級老舗ホテル、ボルデラードの3か所の会議室で、「販売戦略」「ブランディング&PR」「リーダーシップ」に関して、それぞれ90分間のレクチャー。例えば、「ナチュラルプロダクトを売る極意」や「ビジネスにおけるサスティナビリティ」、そして「ブランドイメージと購買層の溝を埋める方法」など、若い起業家にとっても興味深いテーマが、その道で成功を収めた(&現役)カリスマ経営陣のユニークな語り口で続いた。
「どれに参加すべきか迷っちゃうくらいすごいよ。僕はセールスマネージメントに興味があったので登録したのだけれど、何よりも、この会場で、アメリカのナチュラル&オーガニック関連ビジネスの重要人物のほとんどと面識を持てたことが最大の収穫だった。特にハス・ハッサン氏(伝説のオーガニックスーパー、アルファルファ、そしてワイルドオーツの創立者)。あのオーラ! こんなイベント、いままでなかったからね」
と、サンフランシスコからやってきた大学院生のマイク君は興奮気味。
確かに。ロハス的な起業をめざす者にとってボールダーは非常に都合がいい。例えば、とあるプロダクトを開発・製造して販売展開をしたい、と考えたときに、気になるのは原料の調達であったり、流通経路の確保であったりするが、ナチュラリー・ボールダーのネットワークは、フレンドリーで横のつながりがとても強く、「あっ、だったらウチのを使ったら?」とか、「私のところの取引先を紹介するよ」と、ものすごいスピードでジグソーパズルの足りないコマが埋まって、ビジネスがスタートしていってしまうのだ。健康と環境の時代を予見したイノベーティブな取り組みと、商店街の義理人情がミクスチャーされた存在、それがナチュラリー・ボールダーなのだろう。
今回の会議で満場一致となった考え方がある。「ナチュラルという言葉は形骸化した。オーガニックもそろそろ、その傾向が見えはじめている。じゃあ次は? それは間違いなくサスティナビリティという概念だ」。合言葉はSustainabilityのエス!
ハッサン氏がこう結論づけた。
「消費者の知識は高まり、ロハス的な情報がどんどん伝えられていく。オーガニックは世界中で当然の意識となりました。だから、私たちはさらに、オーガニックの次の合言葉を深く突き詰めましょう」

★つづきは、「ソトコト」2007年1月号をご覧ください。

Mark Ruzzin
ボールダー市市長。1962年生まれ。2001年にボールダー市議会議員選挙に当選、2004年より同職。ミシガン大学英語学科を卒業後、コロンビア大学で映画製作を学ぶ。全米最大のリサイクル系NGOのディレクターだった経偉もあり、現在、SWEEP(Southwest Energy Efficiency Project)のフルタイムメンバーも務める。

Frank Bruno
ボールダー市シティ・マネージャー。フォートコリンズ市にて8年間、アシスタント・シティ・マネージャーを務めた後、2003年より同職。シティ・マネージャーは、市民の意見と市政の方向性をアジャストしていく重要な存在だ。ニューヨークのセントジョーンズ大学で環境学を学んだ、街づくりのプロフェッショナル。


ソトコト・・・ロハスピープルのための快適生活マガジン。 
●「SOTOKOTO」は、アフリカのバンツ一族の言葉で「木の下」のこと。「木の下には叡智が宿る」という意味を込めて誌名としました。ソトコトは完全リサイクルマガジン。再生紙とエコインクを全面使用し、表紙は環境に優しく再生可能な「TECHNOF」加工です。


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