【介護】
介護保険施行と同時に訪問介護事業がスタート。同年、ヘルパー2級講座を開講し(106名修了)、ケアの担い手の育成も開始。エルファの講座ではコリアン高齢者の歴史的背景や生活実態についての講義をプログラムに加え、日本人がコリアン高齢者を介護する場合、異文化を意識したソーシャルワークの必要性を伝えている。01年1月31日にNPO法人を取得、現在では4か所の通所介護事業所と居宅介護支援事業所、訪問介護事業所を設立、実施している。1か月平均160余名へのケアサービスに52名の職員が関わっており、設立から今日までトータルすると600余名のケアに携わった。ケア市場に参入するコリア系介護事業所の立ち上げ支援と、中国帰国者向け介護事業立ち上げ準備をサポートしている。
【障がい者】
在日コリアンの障がい児とその親のネットワーク「ムジゲ(虹)会」の3年間の活動を経て共同作業所を設立。現在、いろいろな障がいと事情を抱えた20名のメンバーさん(障がい者)たちが集っている。障がいがある人の社会参加を支援し、地域社会で支える関係づくりの拠点となっている。
【子育て支援】
国籍や生活文化が違っても、その違いを認めあい尊重しあって成長することが多文化共生の地域づくりの第１歩という考えから、文科省委託事業(2005～07年度)「放課後の居場所」を経て保育事業「子どもひろばアンニョン」を運営。日本、韓国、朝鮮籍、ダブルの子どもたちが共に遊び、ふれあえる場所を提供。
【異文化交流】
エルファには総合学習、人権学習、多文化フィールドワーク…を目的に、京都市内だけではなく日本各地、海外に及び小・中・高・大学生、社会人、各種団体まで、年間800名を超える。

1.高齢者支援事業
　1)居宅介護支援事業所エルファ
　2）訪問介護事業所エルファ
　3）通所介護事業所
　(1)ハナマダン東九条
　(2)ハナマダン南京都
　(3)ハナマダン洛北
　(4)ハナマダン洛西
2.子育て支援事業
3.障がい者支援事業
4.多文化共生事業
5.その他の事業

■社会福祉法人格の取得
■多文化共生（多言語）保育所の開設

【受賞歴】
■2001年10月「2001毎日介護賞」を受賞
■2007年11月「平成19年度京都新聞大賞福祉賞」を受賞
■2011年10月「未来の京都まちづくり推進賞」を受賞

なし

無

京都外国人高齢者・障がい者生活支援ネットワークモア、在日コリアン高齢者生活支援ネットワークハナ

68名

 

 

 

 

 

 

 

エルファパンフレット