「知的障害児の明日を考える会チャイルズ」として、平成１５年１月、大阪市内において、自閉症児の親の会の勉強会として第一回会合を持ち、以後今日に至るまで5年にわたって、月に一度の障害児への対応を学ぶ研修や、地域に向けての講演・啓発活動を実施、また年に一度のボランティアを交えた余暇活動の実施、そして自閉症とその周辺障害を持つ保護者団体や障害児に関わる事業所、行政職員等とのネットワークを築いてきた。
　
ひとつの通園施設の保護者の集まりからスタートした小さな輪が、少しずつ次第に大きくなり、また大阪市やその周辺地域でネットワークを築いていく過程を経て、今後は継続して活動していく団体としての活動を目指すに至り、２００７年９月７日、ＮPＯ法人として新たに再出発し、ピアカウンセリング事業、講師派遣事業といった新たな事業も開始した。
　
また2007年11月　代表・是澤ゆかり　産経新聞厚生文化事業団主催　産経市民の社会福祉賞（個人の部）を受賞した。

１．自閉症及び発達障害児者等とその家族への余暇支援事業
２．自閉症及び発達障害等に関する啓発事業
３．ピアカウンセリング事業
４．自閉症及び発達障害等に関する親の会の支援事業
５．自閉症及び発達障害等に関する講師派遣事業
６．自閉症及び発達障害児者等の支援物の製作及び販売

発達障害について知りたい、理解したいと、少しでも感じてくださることが何よりも大きな応援です。障害特性の正しい理解者が一人でも増えることが私たちの願いであり、また優しい街づくりへの活動の第一歩であると考えています。もし近隣に「発達障害児者」が住んでおられるなら、当事者やその家族を温かく見守ってあげてください。そして私達の活動や、その必要性を理解してくださることが、何よりも大きな支えとなります。
子ども、特に障害を持つ子どもたちの支援は、どうしても保護者が中心となりますが、啓発活動を含め、保護者やきょうだい児も含めてバックアップするような活動をしていきたいと考えています。私たちの活動は、人件費の捻出は一切なく、マンパワーの全てを発達障害児の保護者のボランティアでまかなっているうえ、活動資金そのものも、保護者からの会費や自己資金投資で捻出している状態です。しかし、子育て世代の親にはどうしても資金、労力面で困窮することも多く、財団や企業、団体の応援を望んでいます。

無